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キューピー3分クッキング

永遠と一日の恋人 2

 

 エルレイン開いた口がふさがらなかった。
 ゼルイークが、逃げた。
『探さないでください』という言葉を残して。
 自分の結婚式から――。
「待ってください。だって、これって二度目のお式ですよ?」
 慌てるあまり、エルレインは早口で言った。
「それは、緊張するのはわかります。ですけれど、一度は経験しているわけですし、たとえゼルイークさまは躓いたって、何のそしりを受けるわけでもないじゃありませんか」
「うむ。あなたの言うとおりだ」
「しかもわたしたち、実質はもう夫婦ですし、あの方が目覚めてからずっと一緒に暮らしています」
 今回の式は、形式上の「お披露目」のようなものだ。
 なのに逃げる? 意味がわからない。
「おそらく、ゼルは怖くなったのだろうな」
「怖くなる?」
「そう。この式で、本当の区切りとなるだろう。神と国の承認を得、あなたと二人、新たな生活を始められる」
「それを、ゼルイークさまは怖いと?」
「ではないかな、とわたしは思った。覚えておらぬかエルレイン。かつて、誕生日を祝われるのが小っ恥ずかしいからと、ヤツがトンズラしたことを」
 もちろんエルレインは覚えていた。誕生日の「ない」ゼルイークに、アレクセルたちが誕生日を贈った時の話だ。
「今回も、その時と同じ……?」
「うむ。百エン賭けてもよい」
 アレクセルに請け合われ、エルレインは叫んだ。
「何な男!」
 おなじみの略式悪態が飛びだす。今回のこれは「何てヘタレな男なの!」の略だ。
「あの方がビビリなのは知ってましたけれど、自分の式から逃げます? しかも『探さないでください』って、まるで子どもじゃありませんか!」
「わたしもそう思うぞ、エルレイン」
「でも、殿下。ゼルイークさまはお部屋で待機してらしたのでしょう? そこから逃げるなんて、どうやって?」

「魔法だ」
 アレクセルが妻に言った。オルフェリアが怪訝な顔をする。
「魔法? ですが、公爵はもう魔法使いでは――」
「魔身具を使ったのね」
 エルレインは見抜いた。魔身具は、魔力をこめた装身具のことだ。これを用いれば、自在にとは行かないまでも、魔法を使うことができる。
 ゼルイークは、もしもの時のために魔身具を残しておいたのかもしれなかった。
 あるいは、自分に忠実なダナークの魔女たちに命じて作らせた可能性もある。
 エルレインはこめかみを揉んだ。想像とは違うにしろ、予定外の演出はたしかだ。
 とんでもない番狂わせ、といってもいい。
「それで殿下、ゼルイークさまはどこへ?」
「それがわかれば世話はないよ、オルフェリア」
 わかっていればそこへ向かった、という口調でアレクセルが言う。
「発動した魔法の環をわたしが読めればよかったのだがな――」
 魔法の環には、行き先が書きこまれていたはずだった。ある程度魔法に知識があって、どこに目を配ればいいか知っていれば読み取れただろう。

「すまぬエルレイン」
 詫びられて、エルレインは首を振った。
 アレクセルが悪いのではない。
 諸悪の根源は、トンチキな行動をしたゼルイークにある。
「奥さま。すぐに閣下を探します」
 ダナークの魔女であるシエラが言った。彼女はいまも昔も、エルレインたちに仕えてくれている。
「いいえ、シエラ。その心配はありません」
 エルレインは言った。アレクセルがかすかに目を瞠る。
「ヤツの行き場がわかるのか、エルレイン」
「妻ですから」
 だてに国いちばんのヘタレとつきあってきたわけではない。
 わずかな希望をつなぎ、十年も目覚めを待っていたわけでもない。
「あの方の逃げる先なんて、二つに一つしかありません」
 エルレインには、自信を持って断言できた。
「一つは、ダナーク村のダナーク城」
 自分たちの城だ。
「もしくは、どこだというのだエルレイン?」
 アレクセルに訊かれ、エルレインは手振りで示した。
 立ちあがって椅子から離れ、シエラに目配せする。
「申し訳ないけれど、わたしをそこへ送ってちょうだい。――ふがいない旦那さまを捕まえてきます」
 心得たシエラが呪文を紡いだ。力のある魔女なので、エルレインを魔法の環で移動させるくらいはわけない。
 青白い光が床を走り、エルレインを焦点に円を描いた。
 文字と紋様が、環の中に浮かび上がる。
 環から光が噴きあがり、魔法が発動した。
 その瞬間、エルレインは光に包まれて、べつの場所に運ばれてゆく――。

    ☆

 ゼルイークは、寝台にぽつんと腰かけていた。
 いつ来ても殺風景な部屋だ、と魔法に運ばれてきたエルレインは思った。調度品が少ないわけではなく、よい品がそろっているのに、どこか寒々しいものを感じてしまう。
 それはおそらく、この部屋の役割のせいだろう。エリアルダ城の天守の最上階にあるここは、長らくゼルイークの霊廟だった。
「あなたにはやはり、すぐにバレましたか」
 魔法の気配を感じて振り向いたゼルイークが言った。諦めたような、それでいてどこかほっとしたような表情になっている。
 その表情に、エルレインは見覚えがあった。
 迷い子の顔。
 ゼルイークは時々、彼女にだけそういう表情を見せるのだ。
 この顔をされると、エルレインは怒れなくなってしまう。
 彼を守らなければ。そんな気持ちが湧いてくる。

「だって、芸のない逃げ方ですもの」
 答えたエルレインは、ドレスの裾を引いて夫に近づいた。
 隣に、そっと腰を下ろす。
「それに本音は、追ってきて欲しかったのでしょう? そうでなければ、あなたは人類未到の秘境などに隠れたでしょうから」
「そこも、お見通しですか」
「だてに、ヘソ曲がりの妻を十年もやってませんわ」
 十年間のほとんどは「待つ」だけだったが、エルレインはそう言った。それから、肩をすくめて続ける。
「相変わらず、筋金入りのヘタレですわね旦那さま」
「……すみません。ただのヒトになれば、直るというものでもないらしくて」
「というよりも、直したいと思いました?」
「いえ。――この十年でずいぶんきつくおなりだ」
「年をとって、意地悪になっただけですわよきっと」
「この先、わたしはきっとやりこめられる一方なのでしょうね」
「まさか」
 自嘲するような夫をエルレインはあしらった。
「いまは少し弱っているだけでしょう? 復活すれば、毒舌は炸裂ですわよ。やりこめられる一方だなんて、そんなかわいいこと、信じられるものですか」
「言いますね、エルレイン」
「言われたそうな顔をするのが悪いんですわ、旦那さま」
 エルレインは澄まして答えた。
 ふっと微笑んでから、本題に入る。
「逃げたのは怖かったからですか? アレクセルさまがそう仰いましたけれど」
「やれやれ」
 友人にも見抜かれているのか、とゼルイークがつぶやく。そして、彼はエルレインの目を見て認めた。
「怖くて悪いか」
「何な男」
 エルレインは笑いだしてしまった。今のセリフは「何を開き直っているの、この男」の略だ。
「笑いごとじゃありません、エルレイン。わたしは本気で言っている」
「わかってますけれど、このタイミングでその口癖なんですもの。かわいくって」
「……完全に、年下扱いですね」
「あら、年下じゃありませんか。三つも」
 ほぼ四つ、と言うこともできる。
 エルレインの子ども扱いに、ゼルイークはむっとした。だが諦めたのか、反論せずに話を続ける。

「このまま式を挙げたら、夢から醒めてしまうんじゃないかと思いまして」
「夢、ですか」
「ええ。あなたとしあわせになる夢です」
「へんてこなことを仰いますのね。式って、そのために挙げるんじゃありませんでしたっけ?」
「そうなんですがね。挙げてしまえば現実でしょう? わたしは、歩き出さねばならなくなる」
「ええ、そうね」
 エルレインは首をひねりつつうなずいた。どうも、ゼルイークの話はまどろこしい。
「ゼルイークさま、あなた、歩き出そうとした途端、何かが起こるのが怖いの? それとも、ご自分の足で歩かれるのが怖いの? 」
「正直に言って、どちらもです」
「まあ」
 これまでに幾度も、ゼルイークは運命に足払いをかけられてきた。だから前者――、また何かあるのではないかと恐れる方の気持ちはわかる。
 しかし後者も、というのは、いくらゼルイークでもヘタレ過ぎやしないだろうか。
 呆れたように瞬いたまま、エルレインは二の句が継げなくなった。
 自分が無様だという自覚があるのだろう。ゼルイークが視線を床に落とした。
「いまのわたしは、自分で望んだとはいえ、しがないただの男です。そんなわたしがあなたを、しあわせにできるのか自信がない」
「ゼルイークさま」
「山賊に、身ぐるみはがれた直後のような気分なんですよ。剣も金も服も、何もない」
 ゼルイークは真剣だったが、エルレインはぷっと噴きだした。
「すっ裸の気持ちって言われると、想像してしまうでしょう」
「エルレイン!」

 エルレインは、焦れたような声を上げたゼルイークの目を覗きこんだ。
「十年も惰眠をむさぼり遊ばしたせいで、物忘れもひどくなったのですわね。何遍も言ってますでしょう、旦那さま。わたしたち、一緒に歩くんです。一緒に、しあわせになるんです」
 どちらかが、どちらかに頼り切るのではなく。
「すっ裸の気持ちなら、服を探しましょう? お金は働けば手に入りますし、そうすれば剣も買えます。一つずつで、よろしいじゃありませんか。しがないただの男だって、そのうちいっちょまえになりますわよ」
 ゼルイークの挙げたたとえを使い、エルレインはそんなふうに言った。
 呆然と、ゼルイークが訊ね直す。 
「あなたは、それを待ってくださると?」
「そりゃあ、いまさら後には退けませんもの。わたし、すでに十年待っていますし。乙女の貴重な二十代を費やしたんですのよ?」
 ここで「あばよ」と言ったら人生の大浪費ではないか、とエルレインは冗談めかして匂わせた。
「ほら、男になってくださいませ、ゼルイークさま」
 エルレインは夫に手をさしのべた。
 しっかりと、その手を握りしめる。
「本当は、わたしも怖いんです。さっきだって、聖堂で転ぶのじゃないかと震えていたんですから。
 でも、歩き出しましょう? でないと、何も始まりません。わたし、このままおばあさんになるのだけは、嫌ですからね」
「エルレイン――」
「いっそのこと、役割をあべこべにしましょうか? わたしが花婿、あなたが花嫁の役。
 意外と、名案かもしれませんわね。あなたがすっ転んで吉凶を占われるのも、オツですわよ?」
「嫌ですよ」
「あら、なぜ? もしかして、サルだのアヒルだの罵られるのがわかりきっているからかしら? でしたら、過去の報いですわよねえ」
 エルレインは意地悪く高笑いした。かつての仕返しができるなら、エルレインは役割変更も大歓迎だ。
「言ったな」
 けしかけられたゼルイークの目に闘志が湧く。エルレインはにやにやしながら訊ねてやった。
「じゃ、花嫁にチャレンジなさいます?」
「冗談じゃありません。あとで、これでもかとあなたを評価するんですよ」
 がばっとゼルイークが立ちあがり、エルレインは引きずられた。
「は? え? ちょっと待ってくださいゼルイーク――」
「一世一代の歩き方を見せてくださいよ。少しでもふらついたら、ただじゃおきません」
 これは何? 何が起こっているのだろうとエルレインは考えた。
 ゼルイークが式に立ち向かう気になったのはいいのだが、あとでエルレインを評価?
 ふらついたら、ただではおかない?
「あのうゼルイークさま。あなたの気持ちの振り幅がわからないんですけれど――」
  ヘタレから、いきなりインケン教育係に豹変するとは、何なのだ。

 ゼルイークはお構いなしだった。こうと決めたらまっしぐららしい。
 エルレインを連れ、天守塔の階段を下りはじめた。自分に暗示を――魔法をかけるように、左回りを選ぶ。
 おまじないのつもりだろうか、とエルレインは考える。式をうまく切り抜けられたら、未来も明るい。
 二人でしあわせになれる。
 そう願をかけた、のかもしれない。
 魔王だった男は、ずいぶヒトくさくなった。
 否、いまの彼はヒトそのものなのだ。それに子どもだ。とっくにわかっていたことではあるけれど、ゼルイークは〈細切れの生〉をはじめる前の、十八歳で時が止まっている。
 それもようやく、ここから動きだすのだ。
 もう、ゼルイークの行く先を阻むものは何もない。
「わたしは、ついてゆくだけですわね」
 つぶやいたエルレインは、セリフを訂正した。
「いいえ。あなたの隣を一緒に歩きます」
「何か言いましたか?」
 せわしなくゼルイークが訊いた。珍しくテンパった様子で、彼女の言葉を聞き逃したようだ。
「いえ、二度目の式って、ロマンチックじゃないんだなと思いまして」
 本心を隠してそんなことを言うと、ゼルイークがいきおいよく振り向いた。
「『悪かったな』?」
 先回りして言ってやると、歯がみしたゼルイークがふいにエルレインを抱き上げた!
「ゼルイークさま?」
「先代〈国守り〉のように、伝説になりたいんですね。わかりました」
 エリアルダの先代〈国守り〉夫妻は、エルレインたちと事情は違うが、二度式を挙げている。
 しかも二度目は、前代未聞にも、暴れる妻を夫が祭壇まで担いでいったのだ。
 ゼルイークがエルレインを抱きかかえて入場すれば、それ以来のスキャンダルとなるのは必至だった。
 でもまあ、それも悪くないかもしれない。
 これまでだって、二人はさんざん型破りなことをしてきたのだ。
 結婚式がその締めくくりだと思えば、ふさわしくもあるだろう。
「そうしてくださいませ、旦那さま」
 余裕を見せてエルレインが答えると、ゼルイークは悔しそうな顔をしてから、彼女の頬に音高く口づけた。
「怒らせがいもなくなった。ですが、それでもあなたはかわいいですよ」
「ですから、わたしかわいくなんて――」
 不意打ちをされ、意に反してエルレインの頬が染まった。
 それを見て、ゼルイークがにやりとする。
「普遍の箇所もあったようですね。でしたら、今度からそこだけを責めるとしましょうか」
「うそ、冗談ですよね」
「いいえ。まず言葉責めにして、それから実際にも責めます。今夜を楽しみにしているといい、エルレイン――」
 聖堂に向かいながら、今夜何をするつもりなのかを、事細かにゼルイークはささやいた。
 エルレインももう、子どもではない。だから夫の言葉の一つ一つが的確に想像できる。
「あなたって、ヘタレだけじゃなくムッツリでしたのね」
 全身茹だったようになったエルレインは、夫にしがみついたまま言った。
 花嫁にはヴェールがあるのが救いだ。それで顔を隠していないと、恥ずかしくてとても人前に出られない。
「何をいまごろ」
 しゃあしゃあとゼルイークが答え、妻を抱え直した。
「それにあなただって、まんざらでもないくせに。でしょう?」
 耳許で図星を指され、エルレインは真っ赤になって叫んだ。
「黙らっしゃいゼルイークさま!」

本日も晴天なり?

2017年9月
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  • ザ・藤川家族カンパニー
    あなたのご遺言、代行いたします/ブラック婆さんの涙/漂流のうた

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  • 新釈 グリム童話
  • NDY企画 任侠事件簿
    今日から「姐」と言われても/今日から「夫」と言われても

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  • 夜来香恋結店
  • 東京S黄尾探偵団 夏休みだヨ、全員集合!
    (コバルト文庫「書き下ろしアンソロジー① 龍と指輪と探偵団」に収録)
  • 薔薇の純情
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    薔薇の灰に祈りを/薔薇の灰に恋(こ)がれ/薔薇の灰は雪に/薔薇の灰は闇に
  • 東京S黄尾探偵団シリーズ(全28冊)
    少女たちは十字架を背負う/ 青の封印/ Kの処刑場/五月、拉致られる/さらば愛しき女(ひと)よ/羊たちの祭壇/竹林(ちくりん)温泉殺人事件/時計台の首縊り(くびくくり)の鐘/魔都に鳴く龍/ 君にささげる花束/ Sの葬列/俺たちは天使じゃない/ローマの厄日(やくじつ)/宝島へようこそ/シンギング・バード/奥様は魔女!?(マンガ版)/保健室とマシンガンv/ 嵐の歌を聴け/その女、凶暴につき/八月の雨/Uの烙印/もっとも危険なゲーム/バカップルがいっぱい/雨の海に眠れ/S黄尾、解散!?/ 史上最大の作戦(前編・後編)/奥様は魔女!? リターンズ
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    振り返れば先生がいる/振り返れば先生がいる2ndシーズン
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    人は影のみた夢①~④
  • 華(はな)は藤夜叉シリーズ(全2冊)
    華は藤夜叉/PURE GOLD
  • アル-ナグクルーンの刻印シリーズ(5冊)
    クィンティーザの隻翼(かたはね)/エズモーゼの左手/星は踊る/ 月を狩る森/砕けた紋章
  • この雪に願えるならば
  • 雨の音洲(あめのおとしま)秘聞シリーズ(全3冊)
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  • 月虹(げっこう)のラーナ
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  • カウス=ルー大陸史・空の牙シリーズ(全17冊)
    誘いの刻(とき)/太陽のエセラ/ 祭りの灯(ひ)/嵐が姫《幽幻(ゆうげん)篇》《風雷篇》/忘我の焔/今日命(きょうめい)の螺旋/かさねの鉢植/女神の輪郭(前編・後編)/影朧(かげろう)の庭/聖女の卵/夢眩(むげん)の鏡/華烙(からく)の群れ/蘭の血脈《天青(てんじょう)篇》《地猩(ちじょう)篇》《紫浄(しじょう)篇》

ビーズログ文庫既刊

  • 少年ユヅルの優雅で怠惰な王国
  • 神抱く凪の姫シリーズ(全3冊)
    キレ神様、お目覚めにございます/耐えてください、キレ神様/誓いの刻です、キレ神様
  • 姫さま、恋愛禁止です!シリーズ(全2冊)
    花婿はお馬の王子/旦那さまと呪いのウサ耳
  • 女神の娘の恋歌(こいうた)シリーズ(全3冊)
    暁は伯爵、黄昏は魔王/光の乙女、闇の聖女/一瞬の光、永遠の輝き

幻狼ファンタジアノベルス既刊

  • 半魂香―まどろみの巫女と〈守護者〉―〈上〉〈下〉